2017年01月01日

戦争のない世界を願って

穏やかな元旦を迎えました。
昨年暮れの様々な事件が嘘のような静けさです。

昨年12月25日の航空機墜落事故でロシア軍合唱団団員の訃報が報じられました。
同合唱団の芸術監督でいらしたヴァレリー・ハリロフさんも同乗していらして、帰らぬ人となってしまわれました。
2009年メルジャーノフ教授90歳の祝賀コンサートで、私は彼とグリーグのピアノ協奏曲をモスクワ音楽院大ホールで共演致しました。「ヒデヨ、Gereralと一緒に弾くんだよ!」とメルジャーノフ先生が目を丸くして仰ったのを思い出します。。厳格でありながらも中将とは思えない人懐っこいところがおありで、ロシア語が解らないでいるとドイツ語で話して下さったりしたものです。2014年メルジャーノフ教授95歳の祝賀コンサートでも指揮をなさったそうですが、その謙虚な姿勢には多くの人が驚かされたと聞いています。
颯爽とした凛々しい、ほんとうに素敵な方でした。しかし、まさかこんな事件に巻き込まれて命を奪われるとは... 無念です...

この緊張感の高まっているときに、何故シリアに行かなければならなかったのか... 命を受けたとすれば行くしかなかったのでしょうが... この墜落は事故であったと報道されているものの、果たして本当なのか、やはり疑ってしまいます。最期、苦しんで亡くなられたのではないかと思うと、居た堪れません。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、真の平和を迎えられるよう心して生きていくことを求められている今、マンネリ化した習慣や考え方から足を洗って、意識を生きとし生けるものすべての”喜び”に焦点を合わせて日々過ごしたいと思います。
2017年の皆様のお幸せをお祈りいたします!

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ヴァレリー・ハリロフさんと モスクワ音楽院大ホールにて

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メルジャーノフ教授の左にハリロフさん



posted by 英代&フレンズ at 23:55| 日記

2016年12月31日

2016年に感謝して!ー日本気導術学会との出会い

2016年の幕開けは最悪の状態でした。シュトゥットガルトでのコンサートの帰り、疲れ果てていた私は、大晦日に立ち寄ったデュッセルドルフ近郊に住む夫の親戚の家で、22時に横になったまま元旦の6時まで眠り続け、0時の打ち上げ花火の音も全く耳に届きませんでした。

2015年秋から患った左手の腱鞘炎は良くなる様子もなく、痛いままコンサート活動を続けていましたが、今年前半、ついにソロのコンサートはすべてキャンセルして、養生に励みました。しかし、治る気配はなく、7月3日のリサイタルが迫る中途方に暮れていたところ、整形外科医でいらっしゃる生徒のお父様に注射で助けて戴き、何とか間に合いました。しかし、なかなか完治までいかず割り切れない苦しい日々。
そんな中、9月に帰国する2日前のこと、突然左手に蕁麻疹が起こったのです。”泣きっ面に蜂”とはこのことです。まあ、様子を見ようと思っていた私ですが、翌日もまた起こるではないですか!さすがに焦りました。いずれにせよ体力が落ちているのだろうと思い、日本に飛ぶ日の朝、私の生徒のKさんから話に聞いていた「日本気導術学会」に電話をして施術をお願いしました。
そして早速帰国した翌日に治療をうけましたら、これが、大吉に出たのです!!!!
驚くばかりの効果に、目を見張りました!

腱鞘炎も蕁麻疹も結果であって原因ではないので、元を治さなければ完治しない、というのが気導術の考え方です。そしてその原因というものに対して何とまあ実に詳しい!”痒いところに手が届く”とは、まさにこのことです。おかげで「これだったら手は治る!」という感覚がようやく芽生えてきました。その嬉しさと言ったら、喩えようもありません!あれから3か月、沢山の時間を割いて戴いたおかげで、今年のコンサートをすべて無事に終えることができました。

実は2012年の9月からまず右手が腱鞘炎を起こし、それが完治しないまま左手にも起こっていたのです。恐ろしい日々でした。気導術と巡り合って、自分の身体への対応がいかに誤っていたか痛感し、自分で身体を労わるようになりました。日本気導術学会の皆さんの考え方は、至って健全!すべては見方、捉え方にかかっているということを実感しています。

健康を害してお悩みの方には、是非お勧めいたします!全国に施術の先生方がいらっしゃいます。下記に連絡すると、お近くの先生を紹介して戴けます。

日本気導術学会
会長 鈴木眞之
〒421-0421 
静岡県牧之原市細江200-5
TEL 0548-22-2233

東京でも治療が受けられます。
『東京気導術夢整体院』
 東京都品川区東五反田5-27-6 第1五反田ビル8F Tel.03-5447-5678

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牧之原市で 鈴木貴樹本部長さんと

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください!

posted by 英代&フレンズ at 11:07| 日記

2016年08月11日

ドイツ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州のブラッヒェで講習会

7月31日から8月8日まで、ドイツ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州のブラッヒェで開かれた講習会に講師として招かれ、連日レッスンに明け暮れてきました。
日課は結構ハードなもので、午前中は9−13時がレッスン。昼食を挟んで14−16時がコンサートのリハーサル立ち会い。16−19時レッスン。19時からコンサート。21時夕食。22時からホールリハーサル立ち会いかレッスン。やっと就寝できるのは12時のこと。
コンサートは週の前半が講師陣によるもので、最後の3日間が選ばれた受講生によるものです。私も8月2日にリサイタルを行ってきましたが、講師陣もコンサートを行いますから、緊張感が漲り、この上なく充実した日々。ですが、土曜日の午前中だけお休みの日で、皆で一緒になって土曜市に出かけ、羽を伸ばしてきました。

レッスンは参加者のモチベーションがいおかげで実に活気にあふれています。質問もドンドン飛出し、和気藹々とした雰囲気の中で、受講生が助け合いながら一丸となって学ぶ8日間。私も多くの刺激を受けて帰ってきました。
曲によって違う響きを出すにはどうすれば良いのか?これには多くの問題がつきまとっています。
指、手、肘、肩の使いかたのみならず身体全体の使いかたが大切になってきますが、しかし、何と言ってもまず大切なのは、どういう音を出したいかをいかに強烈に想像すること。最終的にはこれに全てがかかっているといってもいいでしょう。それは頭による理解を遥かに凌駕した領域のものであり、生徒たちには言葉での説明のみならず音で示すのが一番の近道。結局一日中弾き続けた講習会でした。
私のレッスン風景が写真入りで新聞にも掲載されています。
http://www.kn-online.de/News/Nachrichten-aus-Ploen/Musik-aus-aller-Welt-in-Wahlstorf-Meisterkurse-in-Wielen

最終日の最後の1時間は質疑応答。作品に応じた響きの学び方について質問が多く飛び出しました。
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歴史的建物で行われた受講生コンサートの始まる前、まるで家族同然のようになった生徒たちと撮った写真です。
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来年の再会を約束して別れた寒い夏の講習会でした。
posted by 英代&フレンズ at 08:46| 日記