2014年10月24日

メルジャーノフ教授の弾くショパンの幻想曲 f-moll op.49

フェインベルクが自分のアシスタントにメルジャーノフを選んだのは、彼の弾くショパンの幻想曲の演奏を聴いたときのことでした。私はメルジャーノフ教授にこの曲のレッスンを受けた時、その独自性に度胆を抜かれ、なるほどと納得したものでした。
まず前奏の部分の独創性は目を見張ります。主部に入ると、主題は出てくるごとに性格を明瞭に異にしていますし、沢山のルバートが駆使されていますが、それはいずれも巧みで全体を壊すことは決してありません。彼は卓越した和声感、リズム感を誇っていましたが、それをレッスン中に口にしたことはありませんでした。あまりにも当たり前のこと過ぎたのでしょう。
最後のレシタティーヴの部分になると、「これはポーランドのオンディーヌだよ。」と仰ったものでした。
メルジャーノフ教授の生徒だった仲間がYouTubeに挙げてくれましたので、ここにご紹介いたします。この演奏を聴きますと、フェインベルクが自分の後継者として喜んで彼を選んだ姿が目に浮かびます。

posted by 英代&フレンズ at 08:07| メルジャーノフ

2014年10月08日

BSプレミアム『クラシック倶楽部』&ファンクラブ集いのお知らせ

明日、帰国いたします。
外はかなり風が吹き荒れており、天の気はご機嫌麗しくないようです。
前回7月に帰国したときは、雷のためベルリン発フランクフルト行きのルフトハンザが1時間半遅れて飛び立ち、羽田行きに間に合いませんでした。明日は、定刻通りに飛行機が飛んでくれることを祈りつつ...

以下、お知らせです。

◆7月24日(木)武蔵野市民文化会館でローマン・トレーケル(バリトン)と行いましたシューベルトのリートの夕べが、10月10日(金) 午前6:00〜6:55 BSプレミアム『クラシック倶楽部』で放映されます。プログラムはシューベルトの『白鳥の歌』その他です。

この動画は、私のシューベルト・チクルスVol.5として東京オペラシティ・コンサートホールで『冬の旅』を共演したときのものです。




◆10月15日(水)東京建物八重洲ホールにて、また、17日(金)山口県/防府グランドホテルにて「英代&フレンズファンクラブの集い&『ロシア・ピアニズムの贈り物』 出版記念会」を行います。本の内容についてお話ししながら演奏する予定です。皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。

◍15日(水) 
18:30開場/ 19:00開演 
会員 ¥2,000(同伴者1名まで会員価格)一般 ¥3,000
お申込みは、パシフィック・コンサート・マネジメント(担当:安永)まで
   TEL 03-3552-3831  yasunaga@pacific-concert.co.jp

◍17日(金) 
18:30より  防府グランドホテル2F  
会費:6000円(税込、フリードリンクお食事付)
お申込みは、桜井写真店(櫻井宏明)まで TEL 0835-22-2389















 
posted by 英代&フレンズ at 07:57| お知らせ

2014年10月07日

ミハイル・リツキー ピアノ・リサイタル

10月14,15日の2日間、 カワイ表参道 コンサートサロン パウゼにて、ミハイル・リツキーさんのピアノ・リサイタルが開催されます。14日がスカルラッティ、ショパン、スクリャービン、15日がシューベルト、ラフマニノフというプログラム。私は以前から彼のスクリャービンを是非、聴きたいと思っていましたので、今回彼のリサイタルと私の帰国と鉢合せになり、最高に幸せです。残念ながら15日は私の出版記念会を兼ねたコンサートと重なってしまいましたが、14日にスクリャービンが聴けるので楽しみです。
彼の演奏は今まで動画でしか聴いたことがありませんが、作品によって生み出される響きの多様性に驚かされます。中でも、エーテル体、あるいはアストラル体を飛翔しているようなスクリャービンの音の響きが動画からビンビン伝わってくるのですから、生の演奏は一体どうなるのだろうと、今からワクワクしています。

リツキーさんの演奏するスクリャービンのエチュードです。



リツキー:ホール変更チラシ.pdf
posted by 英代&フレンズ at 11:06| お知らせ