2015年12月21日

メルジャーノフ教授の3回忌

2012年12月20日はメルジャーノフ教授の命日。
この日付をドイツ式に書くと、20.12.2012
不思議な数。
人類滅亡説が飛び交った2012年12月21日の前日でしたが、私はこの滅亡説が当たったような錯覚を起こしたものでした。

いつも教授からエネルギーを貰っていました。レッスンは知識を得るだけでなく、彼のもつ“気の力”を貰う場でした。滅茶苦茶怖いレッスンでしたけど、その裏にはいつも教授の愛がありましたから、耐えることができました。多分、あそこまで厳しく言われなければ、身につかなかったのでしょう。怒るという行為は、先生にとっても楽なことではありません。エネルギーの要ることです。彼はそれを惜しみなく生徒に与えて下さった。その愛の鞭を忘れることはありません。

今日、YouTubeのおかげで、若きヴィルトゥオーゾの姿を見ることができます。最近知った動画にスクリャービンのエチュードがありますが、ここには彼が駆使したテクニックと音楽が凝縮していて、私は原点に返る気がします。命日の今日、改めてメルジャーノフ教授に感謝しながら、彼の演奏を聴いています。


posted by 英代&フレンズ at 06:06| メルジャーノフ