2014年12月29日

塩田剛三の円運動

手も身体も小さい私は、いかに効率よく身体を使うかということの研究に高校生の頃から余念がありませんでした。それは高校一年のとき、ひどい腱鞘炎を患った所為でもありました。力を抜きなさいということを教えられても、指を広げる緊張が手に走るのにいかにすれば脱力できるのかは教わることがありませんでしたから、自分で見つけていくしかなかったのです。

メルジャーノフ教授に弟子入りしたとき、彼の奏法ならば私にも多くの不可能だったことが可能なるであろうと希望の光が射し込むのを感じました。といっても、それを身につけるのは容易なことではありませんでしたが。
彼は腰を使うこと、胸の筋肉を使うこと、強音は全身の重みを使うことなどを教えました。そして口にはされませんでしたが手首の柔らかさを演奏で見せて下さっていました。そして、指使いも彼ならではの独創的なものを教えて戴き、大いに助かりました。しかし、彼の手の柔軟さは、とにかく凄すぎ!どうしてもメルジャーノフ教授のようにはいかないのです。
何が問題なのか。観察していて気づいたのは、私の手が小さいため、手首の角度を人一倍多く変えていることでした。そんなとき、巡り合ったのが合気道の達人、塩田剛三の動画です。

小柄な塩田氏は師で合気道の創始者植芝盛平(彼も大変小柄でしたが)の足の動きを観察し、重心移動の研究に取り組んだそうです。また、金魚鉢の中を泳ぐ金魚の動きを観察し、それも金魚鉢をポンとたたいたときの金魚のUターンする動きを観察して、円運動を発見。塩田剛三はそれを応用していたようです。

この円運動を応用してみたところ、手首の柔軟性のアップに役に立ったのです!手首の角度を変えるということは、手首の左右の動きが柔軟である必要がありますので、その動きを円運動と感じるとなめらかにいくようになります。もし手が小さくてお困りの方がいらしたら、試してみて下さい。

塩田剛三の円運動について示した動画がありますので、お楽しみください。

posted by 英代&フレンズ at 06:08| 塩田剛三